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考☆環境1
■にがりブームを考える


にがりが最近のブームみたいだ。
テレビや雑誌でも特集がよく組まれている。


やせる・元気になる…など
現代を生きる人間をくすぐるキーワードが
ちりばめられている。


私も、飲みました。
毎日、食後の珈琲に入れて飲みました。
痩せたかったもので。
美人週報のネタになるかなと思って。


結果は
よく分かりませんでした。
3ヶ月飲んだんですけど。
体重は減ったけど他のダイエットも併用してたので
にがりパワーか分からないし、
調子も悪くなることもあったし、
本当に世間で言われているような効用があるのかは
疑問だ。


と、にがりパワーの不信について
今回は考えるのではない。
前置きが長かったが、


「本当ににがりは安全なのか?」


これが今回のテーマだ。
環境問題でよく挙げられるものに
水質汚染がある。


にがりは、海水から作る。
そこが今回一つ目のひっかかるところである。


水…(今回は海についてだが)
海が汚れていると言っているにもかかわらず
それを多量に摂取している。


「美味しんぼ」の7巻第5話では
豆腐を作るシーンで
豆腐やのおばさんが
「天然のにがりは使えないので、
にがりの主成分の塩化マグネシウムを
使います。」
と言っている。
その理由は勿論海の汚染だ。


しかも、日本では人間の排出した汚物は
集められて海に捨てられる。


場所は違うと言っても海って繋がってるしねえ。
まあ、プチ食物連鎖だと思えば
これは何でもない問題ですが。


しかし、記憶のかなたで「美味しんぼ」の何十巻かで
「うほっ!天然にがりだ!」
と山岡が嬉しそうに言ってた気がするんだよなあ。
7巻は1986年初版発行だから
それから海が急速に綺麗になったのだろうか?
それは何だか妙な気がするのは私だけだろうか。


まあ、高知の室戸の深海水を使ったものもあるから
綺麗な水なのだろうととりあえず納得した振りをしたとして
(深海水も大丈夫なのかは置いといて)
次に引っかかるのが


こんな苦いものを摂取して大丈夫なのか?


と言う事だ。


良薬口に苦し


と言うが、薬も取り過ぎれば毒になる。
今のブームのにがりの摂取法は異常だ。
ご飯や飲み物にだばだばと入れるというのは
いかがなものだろう。


人間の味覚というものは、
本来危険なものを避けるためにあるのではないのだろうか。
まあ、美味しすぎる物も危険だが。(高脂肪・高カロリー)
でも、本能で分かるだろう。


何故そのような身体に良い物が
今まで使われてこなかったのか。
豆腐に微量に使われるだけだったのか。


それは、昔の人は本能で多量に摂取する事を
避けたのではないのだろうか。


それはどういうことなのか
もう一度考えて見た方が良いのではないのだろうか?


メディアを信じてよいのだろうか?


そう思いながら、にがりの空袋を眺めるのである。


この考えは、どうなのでしょう?
御意見・ご感想お願いします。


2003.10.12.


モノクロワールド
     モノクロワールドとは、2003年から1年間、管理人ダウが書いていたテキストサイトのタイトルです。
テキストのシリーズには、「恋する女子達」という恋をテーマに書いた短いお話も入っていました。
このタイトルが今のサイトの名前の原型です。


今、モノクロワールドはなく、
いつ壊れるか分からないパソコンの中にひっそりとテキストたちはいます。
それは何だか寂しいなと思い、またひっそりとgirls in loveにアップしてみました。


検索でひょっこり来てしまったアナタ。
お暇つぶしによろしかったらお読みください。


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